今回の荒削り内容は、「借金」です。
借金?!
そもそも、固定費とは別の話では?!と思うかもしれませんが
なぜ「借金」なのかというと
固定費の中に、「固定費だと自分だけが思い込んでいる支出」が混ざっている可能性があるからです。
ここからは大小に関わらず、借金がある方に読んでいただきたい内容です。
まず「借金」と聞くと、ドキッとしますよね。言葉だけ切り取ると悪いイメージが思い浮かびますが、あえてこの言い方をします。
まず借金を2種類に分けてみます
①生活に関わる重要度の高いもの
例) 住宅、車(生活に欠かせない場合のみ)、奨学金、家具家電、スマホなど
これらは全て、高額なものが多いです。
高額と言っても、住宅に関しては桁違いです。
住宅は、ないと生活が成り立たないため、必要な固定費として含めてもちろんOKです。
奨学金も借りてしまっている以上、返済の義務が生まれますので、固定費となります。
車に関しても、生活ができないレベルの場所に住んでいる場合のみ組んだローンはOKとします。
ただし、車がなくても生活ができる環境を選ぶことができるのであれば、削ることを考えてもいいかもしれません。
一度、車がない生活を想像し、転職で在宅ワークになったらいらないかも?など、今現状は難しいことでも、まずは想像してみましょう。新しい道が生まれ、固定費を削るチャンスかもしれません。
家具家電、スマホは物によって値段が様々ですが、なるべく借金をして買わないようにして、日々の中から少しずつでも貯金をして、急に家電が壊れた時など、緊急事に対応できるよう貯蓄をしておくのがベストです!
ちなみにこれは「雑費」として固定費に含むべきではないものです。
では、ここからは絶対に含むべきではない(というか本来固定費ではない)ものについて
②趣味に関するもの
以前の私の例を挙げると
洋服、美容品(化粧品等)日常の買い物でも、クレジットをよく利用していました。
洋服は、毎月2-3万円、多い時は4万円近くの金額をクレジット分割で購入
美容品に関しては、金額の相場は5-30万円程、購入頻度はまちまちですが、平すと3ヶ月に1回クレジット分割で購入
クレジットで分割を組めば、毎月毎月、翌月以降に請求がきます。
これらは「固定費」ではありません。「雑費」です。
毎月毎月請求が来るので、感覚が麻痺して、固定費と思い込むようになっていました。
翌月に使った分の支払いをすることで、自分がちょっと痛い思いをするだけ。と今まで思い生き続けてきました。
「その時」はそのほうが、ラクだったんです。
そうです。この「翌月の支払い」こそが、固定費にプラスされ毎月支払わなければいけなくなる「雑費」となり、家計が圧迫され、常態化してしまうことで
本来固定費ではないはずなのに、固定費と思い込むようになり
結果、支出を増やす原因となっている可能性があるのです。
それが積み重なっていくと、日々の生活が圧迫されます。
当時の自分は、お金がたくさん欲しいと思いつつ、お金のことを考えるのは大嫌いでした。
お金はあればあるだけ使う、なければクレカ使って翌月に払えばOK、買い物楽しい、ストレス発散♪という、頭の中がまるでお花畑状態でした。
そんな人にお金は寄ってきませんし、貯まるはずもなく、逃げていくばかりです。
趣味にお金を遣うことは悪いことではありません。
生きる楽しみを奪ってまで、固定費を荒削りしましょうとも言いません。
ただ、安易な気持ちで雑費を増やすと、その後の生活が苦しくなるのです。
考えるべきことは、果たして借金をしてまで買ったものは、本当に必要なものだったのか?ということ。
買い物をするときに「今(今後)絶対に必要なものなのか?」を一度考えることが非常に大切だということです。
私自身、考える癖がつくまでは大変でしたが、今となってはごく自然に身につき
その結果、必要以上の買い物をしなくなり、翌月に支払いをする必要がなくなりました。
あなたのそのお買い物は、今後、あなたにとって本当に必要なものですか?
固定費にプラスされている「雑費」ではありませんか?
その「雑費」を固定費だと思い込んでいませんか?
①固定費と雑費の仕分けをすること。
②雑費は借金をして買わないこと。
この2つを徹底するだけでも、固定費を下げることは十分可能です。
固定費を荒削りする前に、固定費の中身を一度見直してから削れるところを考えると
荒削りもスムーズにいくのではないでしょうか?
これ、最初の投稿にした方が良かったかもしれません笑
②へ続く。